ズッキーニの日持ちはどれくらい?上手な保存のコツは水分にあり【管理栄養士監修】

おいしいズッキーニは、みずみずしさが命です。正しく保存をしないと、あっという間に乾燥をして水分が抜けてしまいます。今回はズッキーニをおいしく日持ちさせる保存方法と、新鮮なズッキーニの見分け方をご紹介します。

ズッキーニの日持ちはどれくらい?上手な保存のコツは水分にあり【管理栄養士監修】
出典 : alicja neumiler/Shutterstock.com

ズッキーニってどんな野菜?

ズッキーニってどんな野菜?

Binh Thanh Bui/Shutterstock.com

ズッキーニは、その見た目からキュウリの仲間と勘違いされがちですが、実際は「ペポカボチャ」に分類されるカボチャの仲間です。
ズッキーニはもともと外国の野菜で、日本で広まり始めたのは1980年代といわれています。原産地はアメリカからメキシコとされていますが、フランス料理やイタリア料理に使用されることが一般的でした。しかし、最近ではスーパーでも広く販売される野菜となり、癖のない淡白な味が好まれて、和食にアレンジして使用されることも増えています。
また、おいしいだけでなく、ビタミンC、β-カロテン、葉酸、食物繊維、ビタミンB2といった栄養素を含む、栄養満点の野菜でもあるのです。

ズッキーニはどれくらい日持ちする?

ズッキーニはどれくらい日持ちする?

Binh Thanh Bui/Shutterstock.com

ズッキーニのおいしさは、みずみずしさにあります。ところが、常温保存だと、乾燥して水分が抜けてしまい、日持ちしません。すぐに使用しない場合は冷蔵保存しましょう。冷蔵保存する場合は、野菜室で保管しますが、水分が抜けないように新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋に封入してから野菜室に入れるようにしましょう。これで、おおよそ7~10日、おいしさを保ちながら日持ちさせることができます。

ズッキーニをより日持ちさせるなら冷凍保存

ズッキーニをより日持ちさせるなら冷凍保存

Ahanov Michael/Shutterstock.com

1カ月など、長期間保存したい場合は、冷凍して保存しましょう。冷凍保存では、使用する際に凍ったまま切るのが大変なので、先に料理に合わせてカットしておきます。料理の種類によっても切り方が変わりますので、以下の料理に合わせた切り方を参考にしてください。

・輪切り:炒め物、煮込み
・乱切り:炒め物、煮込み、揚げ物
・拍子木切り:炒め物、ピクルス
・千切り;和え物、酢の物、サラダ
・半割り;天ぷら、ソテー

下処理は、上記のように料理に合わせてズッキーニを切っておきます。処理の前に水洗いをして水気をしっかりと拭き取っておきましょう。下処理をした後は、保存袋に封入して冷凍庫に入れますが、そのまま入れると水分によってズッキーニがくっついてしまいます。そのため、先にトレーなどに一つずつ並べて冷凍し、凍ってから保存袋にまとめて入れるとくっつかずに済むでしょう。
また、ズッキーニは加熱したものでも冷凍して保存できます。加熱の仕方は簡単で、フライパンにオリーブオイルを敷いて加熱し、下処理をしたズッキーニを入れて表面を焼き、塩コショウで味付けするだけです。加熱後は粗熱をとり、上記の方法で冷凍すれば完了です。
冷凍保存されたズッキーニは、自然解凍しても食べられますし、加熱解凍をしてもOKです。調理せずに冷凍したものも、そのまま調理に使用できて大変便利です。

新鮮でおいしいズッキーニの見分け方

新鮮でおいしいズッキーニの見分け方

Pack-Shot/Shutterstock.com

ズッキーニは、水分の多い野菜です。みずみずしいズッキーニかどうかを見分けるには、ヘタの切り口を見てみましょう。切り口が乾いておらず水気のあるものが新鮮です。ハリがあって色ツヤが良く、表面に傷や斑点がないものが良品となります。
ズッキーニは、実が大きすぎても種や皮が固くなって味が落ちますので、20cmくらいの大きさのもので全体的に太さが均一なものを選びましょう。

まとめ

おいしいズッキーニは、みずみずしさが命です。おいしく日持ちさせるために、冷蔵保存する際には、水分が抜けないように新聞紙やキッチンペーパーでくるんでから保存袋に封入し、冷蔵庫に入れましょう。冷凍保存の場合は下処理をしたのち、水分でくっつかないようにするのがポイントです。トレーに並べて凍らせる際、量が少なければ保存袋に重ならないように入れるだけでもよいでしょう。
きちんと保存したズッキーニは、水分が残っていてとてもおいしく食べられます。ちょっとした一工夫でおいしく保存し、日持ちさせることができます。ぜひ、いろんな料理にアレンジして使用してみてください。

プロフィール

監修者:中野 照規

監修者:中野 照規

管理栄養士。
これまでに高齢者施設や病院で厨房業務や栄養管理業務に携わる。現在は病院給食の現場で調理補助兼栄養士として食事管理を行っている。
栄養学生時代の学外実習で食育の面白さを知り、卒業後もボランティアスタッフとして食育に関わっている。

「食」の人気記事