小松菜の日持ちの目安はどれくらい?保存方法や見分け方【管理栄養士監修】

小松菜は日持ちをしない食材のため、購入したらその日のうちに食べてしまうのが一番です。痛むのが早いため、食べ残しが出た場合は一工夫してから保存をするとおいしく食べられます。今回は小松菜の保存方法と新鮮な小松菜の見分け方をご紹介します。

小松菜の日持ちの目安はどれくらい?保存方法や見分け方【管理栄養士監修】
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小松菜はどれくらい日持ちする?

小松菜はどれくらい日持ちする?

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小松菜は野菜の中でも傷みやすく、買ってきたその日のうちにしおれてくることも珍しくありません。そのため常温で保存する場合は、冬など気温が低い時期で2日程度が限界です。夏など暑い時期には翌日までもたないと考えておく方がよいでしょう。基本は、買ってきたらすぐに冷蔵か冷凍で保存するようにしてください。

常温で保存する方法とポイントとは?

常温で保存する場合、下処理を行うことで保存期間を少し伸ばすことができます。以下の手順で行ってください。
・袋から小松菜を取り出し、水を張った器に根の部分を浸す。
葉や茎に傷んだ部分があったら取っておく。
・そのまましばらく浸け置きし、水から上げたら水気を切る。
・キッチンペーパーや新聞紙で茎や根をしっかり包み、保存用のビニール袋に入れる。

ポイントは、茎や根の乾燥は防ぎつつ、葉の部分には水分を付けないことです。時間がない場合は、霧吹きなどで水分を与えても問題ありません。
そして、風通しがよく涼しい場所に、縦に置いて保存します。しかし、このような形での常温保存は基本的に冬場だけにされる方がよいでしょう。気温が高い夏場や湿度の高い梅雨時は冷蔵や冷凍での保存が向いています。

小松菜を冷蔵するときのコツとは?

小松菜を冷蔵するときのコツとは?

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小松菜を数日以上保存したい場合や、夏の暑い時期などは、冷蔵しておく必要があります。この場合でも先ほど説明したように、水分を補った上でキッチンペーパーや新聞紙に包み、根を下にして立てかけるように冷蔵庫の中に入れてください。立てる際には、使い終わったペットボトルなどを活用するのもおすすめです。ただしこの場合でも、保存できる期間は数日程度が目安となります。1週間以上保存したい場合は冷凍保存をしてください。

また、カットしたり茹でた小松菜の場合は、保存期間はさらに短くなります。水分が付くとそこから傷んでいくため、しっかり水気を切ってからキッチンペーパーや新聞紙に包んで保存しましょう。茹でた場合も水気を落とし、実際に食べるサイズに切ってから密閉パックや密封容器に入れて保存してください。余計な水分を吸収するよう、密封容器の底にキッチンペーパーを敷くことも有効です。
ただ、いずれにしても長期保存には向かないので、早めに食べるようにしてください。

小松菜を長期保存する場合は冷凍保存

小松菜を長期保存する場合は冷凍保存

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常温でも冷蔵でも1週間以上の保存に向かないのが小松菜です。長く保存したい場合は冷凍するようにしてください。

生の状態で冷凍する場合

冷蔵の方法と同じく、水気を切って密閉します。その際、根の部分は切り落としてしまって構いません。

カットして冷凍する場合

冷凍の場合はカットしても傷みへの影響は少ないため、実際に使うサイズに切っておくといざ使用するときに便利でしょう。茹でてある場合は、1食分ごとに小分けにし、ラップで包み、同じく、密閉容器や密閉パックに入れて保存します。

冷凍すると細胞壁が破壊されて食感がしんなりするため、汁物やおひたしにするのがおすすめです。実際に料理に使う際は、容器や袋に入れたまま流水に当てるか、冷蔵庫に1日入れて解凍をしましょう。鍋や味噌汁などに使う場合は、解凍はせず、そのまま使っても問題ありません。そのほか、フライパンで蒸し焼きにしたり、炒め物に使う場合も、そのまま投入してください。
生のままで冷凍した場合は2~3週間、茹でた場合は3~4週間ほどの保存が可能です。

新鮮でおいしい小松菜の見分け方

新鮮でおいしい小松菜の見分け方

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1年中出荷されている小松菜ですが、本来の旬は冬から春にかけての時期です。霜が降りると甘みが増し、葉も柔らかくなるといわれています。
新鮮でおいしい小松菜の特徴は、以下の3つのポイントを押さえましょう。

・葉は丸みがあり大きくて肉厚
・色は鮮やかな濃い緑色
・葉の先端までみずみずしく、ピンと張っている

ただし葉脈がしっかりしていると歯ざわりが悪くなってしまうので、触ったときに柔らかく感じるものがおすすめです。また、根が長くてしっかりしているものは生育がよく、乾燥していないものは新鮮な証拠です。こちらもヒントにしてください。

まとめ

小松菜は、おひたしをはじめ、お雑煮や味噌汁、炒め物など、さまざまな料理に使える食材ですが、日持ちがしないため適切に保存しなくてはなりません。購入したら、その日のうちに食べてしまうのが一番ですが、食べ残しが出た場合は、数日以内であれば冷蔵、それ以上であれば冷凍するようにしてください。いずれの場合も水気はしっかり切っておくこと、また冷蔵する場合は寝かさずに立てて保存することも重要です。

プロフィール

監修者:中野 照規

監修者:中野 照規

管理栄養士。
これまでに高齢者施設や病院で厨房業務や栄養管理業務に携わる。現在は病院給食の現場で調理補助兼栄養士として食事管理を行っている。
栄養学生時代の学外実習で食育の面白さを知り、卒業後もボランティアスタッフとして食育に関わっている。

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