【管理栄養士監修】とうもろこしの保存期間は1日!?保存方法や選び方について解説

夏場によく食べられるとうもろこし。実は収穫後数時間で甘みや栄養分が落ちていくって知っていました?この記事ではとうもろこしの保存期間や、冷蔵・ドライなどいくつかの保存方法をご紹介します。購入時にとうもろこしを選ぶポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【管理栄養士監修】とうもろこしの保存期間は1日!?保存方法や選び方について解説
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とうもろこしの保存期間はどれくらい?

とうもろこしの保存期間はどれくらい?

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夏の風物詩ともいえるとうもろこし。小麦や米と並ぶ世界三大穀物の一つで、甘さが特徴の野菜です。焼いたり茹でて丸かじりしたり、バター炒めにしたりと簡単に調理できて美味しくいただくことができます。

とうもろこしは鮮度が落ちやすい野菜です。収穫後数時間で甘味や栄養分が落ちていくため、買ってきたその日に食べるのがベストで、生のままなら遅くても翌日には使い切るようにしましょう。
では、翌日までなるべく悪くならないようにするにはどのように保存しておけばよいのでしょうか?

生のとうもろこしの冷蔵保存は皮付きで

生のとうもろこしの冷蔵保存は皮付きで

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生のとうもろこしを保存するときは、皮や先端のひげを付けたままラップで包み、冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。ひげや皮を取ると鮮度が落ちてしまうので調理直前まで取らないようにしましょう。また、とうもろこしは立てた状態で保存することで美味しさをキープすることができます。
しかし、とうもろこしは時間の経過とともに糖分が減少していくため、生のままではなく、ドライにしたり、加熱してから保存する方法がおすすめです。

ドライにして保存する方法もある

ドライにして保存する方法もある

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とうもろこしをドライにする方法には、完全に乾かす「ドライ」と軽く乾かす「セミドライ」があります。

ドライ

常温で1ヶ月程度保存が可能です。水で戻せばいろいろな料理に使えます。

セミドライ

冷蔵庫で5日間程度保存が可能になります。とうもろこしをちょっと日持ちさせたい程度であれば、処理時間が短めのセミドライがおすすめです。軽く水で洗うだけで料理に使用でき、とうもろこしの甘味と粒のプチプチした食感がアップします。

作り方

芯から実をそぎ落とし、1粒1粒ザルに広げて日光が当たる場所に干しましょう。風で飛んでいったり、虫に食われたりしないよう、ザルには網をかけておくと安心です。使用するザルは抗菌性が高いとされる竹ザルがおすすめです。
ドライにするときは3日~1週間程度、セミドライなら2時間~半日程度乾燥させます。途中で粒を転がすなどして日光に当て、全体が均一に乾くようにするのがポイントです。

粒と一緒に先端のひげも干しておけば、とうもろこしのひげ茶を作ることができます。ひげは先が茶色になっている部分を切り落としたら、適当な長さに切り、ピンチ付きの洗濯用ハンガーなどに吊るして2~3日間干します。常温で約3ヶ月間保存できます。

茹でたとうもろこしを保存するときのポイント

茹でたとうもろこしを保存するときのポイント

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とうもろこしは、茹でてから冷蔵・冷凍することでも保存期間を延ばすことができます。冷蔵保存なら2~3日程度、冷凍保存なら1ヶ月程度保存が可能です。

とうもろこしの加熱方法

茹でる

とうもろこしを茹でるときは、水からゆっくりと茹でるのがおすすめです。ひげを取り除いて内側の薄皮を数枚残して茹でると、甘味や風味を閉じ込めることができ、ジューシーに仕上がります。粒が黄色く鮮やかになったら茹で上がりです。

蒸す

蒸し器を使用する方法もあります。蒸す場合は蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で実がやわらかくなるまで蒸します。

電子レンジ

電子レンジを使用する場合は薄皮をむきラップで包みます。このときラップと実に隙間ができないようにしっかり包むのがポイントです。500Wで5分程度加熱します。
参照:http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1308/spe1_02.html

冷蔵保存する方法

加熱したとうもろこしを熱いうちにラップで包みます。こうすることで粒にしわが寄らず、きれいに保存できます。しっかり冷ましてから冷蔵庫に保存しましょう。

冷凍保存する方法

バーベキューに用いるなどとうもろこしの形を残しておきたい場合は、使いやすい大きさに輪切りにしたまま冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存します。スープや炒め物などに使う場合は、加熱してから実をはずし、金属製トレーに広げて冷凍室で急速冷凍させます。きれいに冷凍できたら保存袋に移し替え、冷凍庫で保存します。
金属製トレーがない場合は保存袋に入れて冷凍しますが、粒が重なって塊にならないように時々保存袋を振るなどしておくと、調理の際に使いやすくなります。

とうもろこしの上手な選び方

とうもろこしの上手な選び方

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美味しいとうもろこしを選ぶためには、以下のポイントをおさえておきましょう。

皮と先端のひげの色を確認しましょう。皮は濃い緑色、ひげは濃い茶褐色のものがおすすめです。また粒は大きくふっくらと、先の方までぎっしりと詰まっているものが新鮮です。手にとって重さなどを確認してみましょう。軽く触ってみて粒がきれいについているかを確かめてみてもよいでしょう。

まとめ

生のままではあまり日持ちしないとうもろこしも、保存の仕方次第では1ヶ月程度日持ちさせることができます。すぐに使い切れない場合は、ドライや冷凍保存などを試してみてください。また、加熱するときは茹でるだけでなく、蒸し器や電子レンジを使用するなどさまざまな方法があります。ぜひいろいろな調理法にチャレンジしてみてください。

プロフィール

監修者:中野 照規

監修者:中野 照規

管理栄養士。
これまでに高齢者施設や病院で厨房業務や栄養管理業務に携わる。現在は病院給食の現場で調理補助兼栄養士として食事管理を行っている。
栄養学生時代の学外実習で食育の面白さを知り、卒業後もボランティアスタッフとして食育に関わっている。

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