【管理栄養士監修】カリフラワーの保存方法は?保存期間や選び方についても解説

カリフラワーは実はあまり日持ちのしない野菜です。鮮度が悪くなると甘みや旨みがどんどん減少していくので、すぐに使いきれない場合は下処理をしてから冷凍することも可能です。今回は、そんなカリフラワーの冷蔵・冷凍の保存方法や、美味しいカリフラワーの選び方をご紹介します。

【管理栄養士監修】カリフラワーの保存方法は?保存期間や選び方についても解説
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カリフラワーってどんな野菜?

カリフラワーは、もともとブロッコリーと共通の祖先を持ち、花蕾(からい)と呼ばれるつぼみが集まってできている野菜です。多くは白い色のものが流通していますが、その他にもオレンジ、紫、緑など、さまざまな色があり、見た目で楽しめる食材です。栄養面ではビタミンCやカリウムを多く含み、生の場合、これらの含有量はキャベツの約2倍といわれています。

カリフラワーは冷蔵保存

カリフラワーは冷蔵保存

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カリフラワーは、あまり日持ちがしないため、冷蔵保存するのが基本です。保存方法にはいつくかコツがあるので、コツを押さえて、鮮度を落とさないようにしましょう。

冷蔵保存の方法

冷蔵庫に入れるときは、そのまま裸の状態で入れるのではなく、保存用のビニール袋か、ラップに包んで保存します。その際、余計な空気が入らないように密着させ、野菜室には立てた状態で入れましょう。これは、収穫される前の状態に近付けた方が良いとされているからです。
鮮度が悪くなると、カリフラワーのせっかくの甘みや旨みがどんどん減少してしまいます。買ってきたらすぐに冷蔵庫に入れましょう。

小分けして保存する場合

「冷蔵庫に丸ごと入れるほどのスペースがない」「調理時間を短縮したい」というときは、小分けにするのがおすすめです。その際、包丁で茎に切れ目を入れて、手でさくと花蕾の形を壊さずにすみます。

冷蔵保存の期間

冷蔵庫でカリフラワーを保存する場合でも、できれば4~5日以内に使うようにしてください。それより長持ちさせたい場合は、冷凍保存がおすすめです。

茹でれば冷凍保存も可能

茹でれば冷凍保存も可能

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数日以上カリフラワーを保存するなら、冷凍保存にしましょう。

冷凍保存の方法

あらかじめ下茹でをしてから冷凍します。しっかりとした歯ごたえが残る程度に茹でるようにしましょう。カリフラワーは小分けせずに丸ごと茹でることで、旨みの成分を閉じ込められます。ただし火を加え過ぎると味や食感が損なわれ、崩れやすくなってしまうので、茹で過ぎには注意が必要です。

下茹での方法

茎部分と房部分を分けて、丸ごと下茹でする方法をご紹介します。茎の部分も十分美味しく食べられるので、薄くスライスして一緒に茹でましょう。

・房の部分と茎の部分を包丁で切り分けます。
・茎の部分は葉を切り、厚めに皮を剥いて、繊維にそって縦にスライスします。房の部分の茎側には、火を通りやすくするため、十字の切れ込みを入れておきます。
・鍋に水を入れて沸騰させます。房の茎側が下になるように入れ、スライスした茎と一緒に1~2分程度茹でます。
・房を裏返します。
・茎がすき通り、弾力が残るくらいのかたさになったら、ザルに上げてそのまま余熱で熱を通します。
・触れるくらいに冷めたら、房を手でさき、小分けにします。

冷凍保存の期間

下茹で後は水気を切って、冷凍用の保存袋などに入れて冷凍します。冷凍したカリフラワーは、概ね1ヶ月を目安にして使いきりましょう。

カリフラワーは長持ちする?

カリフラワーは長持ちする?

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前述のとおり、カリフラワーは常温の状態では、ほとんど日持ちがしません。長持ちさせるためには、買ってきたらすぐに冷蔵庫に入れましょう。または下茹でをして旨みや栄養を閉じ込めて冷凍するかの、どちらかをしておくとよいでしょう。

カリフラワーを選ぶときのポイント

カリフラワーを選ぶときのポイント

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美味しいカリフラワーを選ぶためのポイントをご紹介します。

・外側に葉っぱが付いている場合は、その葉が青々として張りがあり、本体をすっぽり包むくらい大きいもの。
・つぼみの部分はしっかりと閉まっていて、かたく、開いていないもの。
・全体的にもこんもりと盛り上がっていて、つぼみが密集していて隙間がないもの。
・一般的な白いカリフラワーの場合、シミや黄ばみがなく、きれいなクリーム色のもの。
・実際に手に持ってみて、茎が太く、ずっしりとした重さがあるもの。

逆に切り口が乾燥している、空洞がある、形がいびつ、などは生育や状態の悪さを示しています。また、斑点は霜にあたるなどして出来るものなので、味が落ちている可能性があります。避けた方が無難でしょう。

まとめ

カリフラワーを美味しく食べるには、何より鮮度が大事です。買ってきたらすぐに冷蔵庫で保存して早めに使いきるか、すぐに使わない場合は、かために茹でて冷凍庫で保存するかのどちらかにしましょう。
カリフラワーは、シチュー、スープ、サラダなど、茹でてもよし、生でもよしの、さまざまな料理に使える食材です。使い勝手も良く、栄養価も高いので、ぜひ日頃の食事に取り入れていきましょう。

プロフィール

監修者:横川 仁美

監修者:横川 仁美

管理栄養士。食と健康・美容を繋ぐ「smile I you」代表。
メタボリックシンドロームの人へ向けた保健指導を中心に、ダイエットサポート、電話相談、雑穀販売等のカウンセリング等を通して、のべ2000人の方に、食のアドバイスに携わる。目の前の人の「今」、そして「これから」を大切にした食の提案を目指している。
また、健康食育シニアマスターやマイ穀スタイリスト、ヘルスケア栄養ライターの資格も保有。

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