【管理栄養士監修】ピーマンの日持ちは何日?冷凍・冷蔵保存のコツ

炒め物や肉詰めなど食卓に並ぶことも多い食材、ピーマン。傷みやすい野菜と思われがちですが、保存方法によっては1ヶ月程度長持ちします。ここでは冷蔵や冷凍で保存する場合の正しい保存方法や、ピーマンの鮮度を見分ける方法についてご紹介します。

【管理栄養士監修】ピーマンの日持ちは何日?冷凍・冷蔵保存のコツ

ピーマンの日持ちは何日が目安?

ピーマンの日持ちは何日が目安?

ピーマンは冷蔵や常温での保存が基本です。日持ちする日数については、保存方法によって異なりますが、おおよその目安をまとめると以下のようになります。

・常温:1週間
・冷蔵保存:2~3週間
・冷凍や乾燥保存:1ヶ月

ピーマンの保存に適切な温度は7~10度といわれています。寒い地域では冷暗所での常温保存が可能です。夏場や室温が高い場合は、冷蔵庫の野菜室に入れて保存しましょう。また、ほかの野菜と同じように冷凍保存すると、1ヶ月程度日持ちします。食べ頃を逃がすとピーマン特有のシャキシャキとした食感も損なわれてしまいます。なるべく新鮮なうちに食べるようにしましょう。

ピーマンのおすすめの保存方法

ピーマンのおすすめの保存方法

ピーマンは水気に弱いので、野菜室で保存する場合はキッチンペーパーや新聞紙で1つずつ包み、ジッパー付き保存袋に入れるようにしましょう。湿気が溜まると傷みやすくなるので、保存袋の口を少し開けておくとよいでしょう。細かく切ったピーマンは、丸ごとのままよりも早く傷みやすいです。断面を覆うようにラップに包んで、5日以内に使い切るのがよいでしょう。

また、ピーマンの旨味がより凝縮されるため、干して乾燥させるのもおすすめの保存方法です。やり方は半分に切ったピーマンのワタと種を取り除き、切り口を上にして2日間、風通しのよい場所で天日干しします。完成したら容器に入れて冷蔵庫で保存します。
そのほか、ピーマンを使った作り置きのおかずを作って保存する方法もあります。作る際は、時間が経つごとに味が染み込むような料理にすると、味の変化も楽しめるのでおすすめです。日持ちする作り置きレシピの例としては、佃煮や南蛮漬けなどがあります。

もし保存中のピーマンが腐ってしまった場合、一緒に置いておくと状態のよいものまで早く傷んでしまうため、腐ったものは早急に処分するようにしましょう。もし使い切れないほどの量がある場合は、冷凍保存することをおすすめします。

おいしくピーマンを冷凍するには?

おいしくピーマンを冷凍するには?

ピーマンの旨味を損なわないように冷凍保存するには、傷むときに最も先に悪くなる種とワタを取っておくことが重要です。保存前に取り除いておくことで長持ちします。また、下ごしらえしておけば、調理のときにもそのまま使えて便利です。冷凍する際も水気はしっかり拭いておきましょう。

ピーマンを食べやすいサイズに細かく切り、1回分ずつ小分けにして保存すると、調理で使うときの時短に繋がります。切ったピーマンは傷みやすいですが、野菜を短時間加熱したあとに冷やす(ブランチング)と野菜の保存性が高まります。具体的には、野菜の色や香りが変わりにくくなり、栄養素が減少するのを妨げ、残留農薬の除去、殺菌効果が確認されています。下処理法は簡単で、2~3分茹でたら熱を冷まして保存袋へ入れるだけです。
袋の空気をなるべく抜くようにすると鮮度が長持ちします。冷凍ピーマンを料理に使うときは、解凍せずに凍ったまま使うことができます。

新鮮なピーマンを見分ける方法

新鮮なピーマンを見分ける方法

ピーマンの旬の時期は、6月から9月頃といわれています。旬といわれない時期でも、スーパーなどでは1年中出回っています。また、春頃のピーマンは柔らかく、苦みが少ない特徴があります。購入する際は、なるべく鮮度のよいピーマンを選ぶことをおすすめします。

鮮度のよいピーマンを選ぶときは、以下の状態を確認してみてください。
・鮮やかな緑色をしているか
・ツヤのある見た目をしているか
・ハリがあって肉厚かどうか
・色にムラがないか
・重さを感じるか
上記の条件を満たしたピーマンは鮮度がよいといえるでしょう。

逆に状態があまりよくないピーマンは、
・ヘタにみずみずしさがない
・黒・紫・茶色に変色している
・水分が抜けて乾燥している
・弾力がなくて固い
といった特徴があります。特にヘタは、真っ先に状態が悪くなっていきやすいため、鮮度を見る際には最初に確認したいポイントです。

まとめ

ピーマンはきちんとした方法で保存すれば、最長1ヶ月程度日持ちします。冷蔵保存するときは、水気をよく拭き取って新聞紙などで包むようにすると、2週間程度長持ちします。カットしたピーマンを保存する場合は下茹でしてから冷凍保存すると、鮮度がよい状態を保つことができます。また、乾燥させたり作り置きのおかずに調理してから保存する方法もおすすめです。スーパーでピーマンを購入する際は、この記事で紹介したポイントをぜひ参考にしてみてください。

プロフィール

監修者:遠藤 莉菜

監修者:遠藤 莉菜

管理栄養士。
管理栄養士専攻の大学を卒業し、管理栄養士国家試験資格を取得。化粧品会社に入社し、エステの施術や化粧品・サプリメントの販売を行うが、管理栄養士の資格を活かすため転職。現在は特別養護老人ホームの管理栄養士として高齢者の食事管理を行っている。
また、日本栄養士会認定栄養ケアステーションにも在籍し、休日などは時間を作り地域の栄養相談や栄養セミナーなどさまざまな栄養活動のサポートを行っている。

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