【料理研究家監修】シャキッと美味しいピーマンの乱切りの仕方

ピーマンの乱切りは、どのような大きさ・手順で切るのが正解なのでしょうか?ピーマンの乱切りの方法やレシピを、初心者の方でもわかりやすくご紹介します。乱切りがうまくできない方、ピーマンの乱切りを使う料理を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

【料理研究家監修】シャキッと美味しいピーマンの乱切りの仕方

ピーマンを乱切りにする方法

ピーマンを乱切りにする方法

当たり前に料理をしている中でも、「ピーマンの乱切りの正しい切り方がわからない」「うまく乱切りができない」「見た目がよくない」などと感じることはないでしょうか。ピーマンに限らず、野菜の乱切りはどうするのが正しいのでしょう?
そもそも乱切りとは、野菜を不規則な形に切る切り方のことです。断面が大きいので、火を通しやすいというメリットがあります。ピーマンの乱切りに慣れていない方にもわかりやすいよう解説していきます。

下準備

乱切りする下準備として、ピーマンのヘタと種を取り除く方法を確認しておきましょう。

まずピーマンの表面をサッと水洗いし、包丁で縦半分に切ります。そこから、片手にピーマンを持ちもう片方の手でヘタと種を手でちぎるようにして取り除いてください。ちぎるときは包丁を使わないのがポイントです。包丁を使うより、手でちぎった方がヘタ周りの果肉を無駄に切り落とさずに済みます。また中に残った種や白いワタも、手で取り除きましょう。

ピーマンを乱切りにする手順

下準備で縦半分に切ったピーマンを横向きにし、包丁を斜めに入れます。角度を変えてもう一度斜めに包丁を入れましょう。乱切りはこれの繰り返しです。

また、先に種を取り除かずに乱切りをすることもできます。ピーマンの表面を水洗いしたらまな板の上に置き、そのまま包丁を斜めに入れてランダムに切っていきます。ヘタに近づいたら、ピーマンを立てるようにして切ると、最後まできれいに切ることができます。下準備の手間を省けるので、慣れてきたらこちらの切り方もおすすめです。
乱切りのコツは、形は不規則ながらも大きさを揃えることです。料理にもよりますが、基本は一口サイズ程度の食べやすい大きさに統一するようにしましょう。乱切りの形がピンとこない方は、一般的な酢豚のピーマンの形をイメージしてみてください。

ピーマンを乱切りに合う料理は?

ピーマンを乱切りに合う料理は?

ピーマンの乱切りは、具体的にどのようなレシピに使えばよいのでしょうか?またピーマンの切り方には乱切りのほかにも細切りや輪切りなどがありますが、それぞれの特徴や適した料理にはどんなものがあるのでしょう。切り方別の特徴や適した料理をご紹介します。

ピーマンの乱切りに合う料理

ピーマンの乱切りは火を通しやすく、さらに食感や味をしっかりと楽しめるので、酢豚や回鍋肉、ナスとピーマンの味噌炒めなど、炒め物を中心とした中華料理にぴったりの切り方です。

ピーマンの細切りに合う料理

ピーマンの細切りは、青椒肉絲などによく使われる切り方です。ピーマンは縦に繊維が入っているので、それに沿う形の細切りは繊維を壊しにくいという特徴があります。これにより苦味が出にくく、シャキシャキとした食感になります。また、さらに千切りのように細く切り、生でサラダに入れてもおいしくいただけます。

ピーマンの輪切りに合う料理

ピーマンの輪切りは、ピザのトッピングなどによく使われます。繊維を壊すように切るため苦味が出やすく、食感は柔らかくなります。ピーマン独特の味や苦味を感じたいときは、輪切りにしたピーマンのごま和えやピーマンの醤油炒めなどがおすすめです。

ピーマンの苦味を消す調理方法

ピーマンの苦味を消す調理方法

ピーマンの苦味が得意ではないという方も多いことでしょう。そこでピーマンの苦味について詳しくご紹介します。

ピーマンの苦味は、ポリフェノールの一種で渋み成分である「クエルシトリン」に、香気成分が加わることで生まれています。これは、タキイ種苗と国立大学法人お茶の水女子大学との共同研究で発見されました。
(参照元:https://www.takii.co.jp/info/news_120319.html

では、どのようにすればこの苦味を軽減させることができるのでしょうか?

苦味をやわらげる調理法としては、できるだけ縦に細く切ること、また水に晒したり、塩もみしたり、湯通しするのも有効です。白いワタには苦味成分が多く含まれているので、ワタを取り除くことも重要です。また油を入れて加熱することにより甘味が増して食べやすくなります。

さらに、丸ごとラップで包み、電子レンジで1個につき20秒加熱(500Wの場合)すると、ピーマン特有の臭いや苦味がやわらぐと言われています。ラップで短時間加熱するだけなら、下ごしらえとしてどの料理の前にも行えて便利です。

まとめ

ピーマンの乱切りは、形ではなく大きさを揃えることがポイントです。横向きに置いたピーマンに対して、包丁を斜めに角度を変えながら入れていくと上手にできるでしょう。
乱切りにしたピーマンは食感や風味がよく、火も通りやすいので炒め物や中華料理に最適です。苦味が気になる場合は、水に晒す、ラップで包んでレンジで加熱するなどの方法を試してみてください。

プロフィール

監修者:貞本 紘子

監修者:貞本 紘子

料理家。食育アドバイザー、幼児食アドバイザー。
岐阜県にて家庭料理、パン、ケーキの教室「colette」を主宰。
少人数制、初心者にも分かりやすく丁寧な指導で生徒数は6年間で述べ5500人。
「おうちご飯をもっと楽しく!」をモットーに活動中。
ブログ https://ameblo.jp/colette-cooking/

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