【管理栄養士監修】レモンの糖質とカロリーはどれくらい?ダイエット中も安心?

酸っぱさと爽やかな香りが特徴のレモン。あまり高カロリーなイメージはありませんが、実際の糖質量やカロリーはどのくらいなのでしょうか? そこでこの記事ではレモンの糖質量やカロリー、そして含まれる栄養素とその効能について解説していきます。

【管理栄養士監修】レモンの糖質とカロリーはどれくらい?ダイエット中も安心?

レモン100g中の糖質量

レモン100g中の糖質量

まずはレモンの糖質量を確認しましょう。レモンの糖質量は、炭水化物量から食物繊維量を引くことで算出できます。以下は、文部科学省が提示している「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」のレモン(生)とレモン果汁の糖質量です。(可食部100gあたり)

・レモン(生):7.6g
・レモン果汁:8.6g
【参考】文部科学省:「日本食品標準成分表2015年版(七訂) 果実類」
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/01/15/1365343_1-0207r2_1.pdf

レモン100gあたりの糖質量は7.6gです。ただし、レモンは絞って調味料として使ったり、1~2枚を彩りとして添えたりする使い方が多く、100gも一度に食べることは少ないでしょう。そう考えると、普段の食事で摂取する糖質量はさらに少ないということになります。しかし、はちみつレモンやジャムなど、砂糖を加えて加工した場合は糖質量が高くなるので注意が必要です。

またレモン果汁は料理の際に数滴垂らすことが多いですが、大さじ1(15g)あたりの糖質量は、約1.3gです。糖質制限中など、糖質が気になる場合はこれを目安に使用してみてください。

レモン100g中のカロリー

レモン100g中のカロリー

続いてレモン100g中のカロリーをご紹介します。

・レモン(生):54kcal
・レモン果汁:26kcal
【参考】文部科学省:「日本食品標準成分表2015年版(七訂) 果実類」
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/01/15/1365343_1-0207r2_1.pdf

上記を見ると、レモン果汁は生のものの約半分のカロリーであることがわかります。ダイエット中などカロリーを気にするなら、砂糖やシロップなどで甘く味つけしたものなどは気を付けましょう。
ちなみにレモン果汁大さじ1のカロリーは約3.9kcalなので、こちらも料理やお菓子作りなどに使う場合は覚えておくとよいでしょう。

レモンの栄養と効能

レモンの栄養と効能

レモンに含まれる栄養素とその効能について確認していきましょう。

クエン酸

レモンをはじめ柑橘類の酸っぱさの元であるクエン酸。疲労でダメージを受けた細胞を修復するのに役立つと言われています。

ビタミンC

ビタミンCは水溶性ビタミンと呼ばれる水に溶けるタイプのビタミンで、抗酸化作用を持つといわれています。抗酸化作用とは、老化・免疫機能の低下などを引き起こす活性酸素の働きを抑えることです。レモンに含まれるビタミンCは100g中100mgで、同じ柑橘類のシークヮーサーは100g中に含まれるビタミンCは11mgであるため、約9倍の含有量を誇ります。

【参考】文部科学省:「日本食品標準成分表2015年版(七訂) 果実類」
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/01/15/1365343_1-0207r2_1.pdf

リモネン

柑橘類の皮に含まれる精油成分です。匂いを嗅ぐことでリラックス効果が期待できます。リモネンは果肉よりも皮に多く含まれているので、皮を捨てずに利用するとより効果的です。

ポリフェノール

ビタミンCと同じく抗酸化作用を促す効果があるとされています。

他の果物と糖質・カロリーを比較

他の果物と糖質・カロリーを比較

最後にレモンと他の果物の糖質・カロリーを比べてみましょう。ここでは同じ柑橘類に分類される、オレンジ・グレープフルーツ・シークヮーサー・ゆず・ライム、各100g中の糖質量・カロリーをレモンと比較しています。ここで紹介する糖質量・カロリーはいずれも生の状態のものです。

・レモン:糖質量7.6g、カロリー54kcal
・オレンジ(ネーブル):糖質量10.8g、カロリー46kcal
・グレープフルーツ:糖質量9.0g、カロリー38kcal
・シークヮーサー:糖質量7.6g、カロリー25kcal
・ゆず(果皮):糖質量7.3g、カロリー59kcal
・ライム:糖質量9.1g、カロリー27kcal
【参考】文部科学省:「日本食品標準成分表2015年版(七訂) 果実類」
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/01/15/1365343_1-0207r2_1.pdf

上記を見ると、柑橘類の中でレモンの糖質量はやや低め、カロリーはやや高めであるといえます。糖質量・カロリーともに低いのはシークヮーサーです。ゆずは最も糖質量が低いですが、カロリーは最も高い数値となっていますが、香り付けに使うなどまるまる食べることもめったにないと思いますので、あまり気にすることもないでしょう。オレンジやグレープフルーツのように果肉を食べる、レモンやゆず、ライムのように風味付けとして使うなど、一度に摂取する量もそれぞれ違うので、あくまで参考程度に考えるといいかもしれません。

まとめ

レモンの糖質量・カロリーは高すぎるというわけではありませんが、はちみつ漬けなど、調理法によっては数値が高くなることも考えられます。ただビタミンCやクエン酸などといった抗酸化作用のある栄養素や疲労回復のある栄養素を含むことから、適度に摂取することをおすすめします。

プロフィール

監修者:遠藤 莉菜

監修者:遠藤 莉菜

管理栄養士。
管理栄養士専攻の大学を卒業し、管理栄養士国家試験資格を取得。化粧品会社に入社し、エステの施術や化粧品・サプリメントの販売を行うが、管理栄養士の資格を活かすため転職。現在は特別養護老人ホームの管理栄養士として高齢者の食事管理を行っている。
また、日本栄養士会認定栄養ケアステーションにも在籍し、休日などは時間を作り地域の栄養相談や栄養セミナーなどさまざまな栄養活動のサポートを行っている。

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