【管理栄養士監修】赤ワインの糖質とカロリーはどれくらい?白ワインとの違いは?

洋食との相性が抜群な赤ワイン。お肉料理との相性もよく、レストランや居酒屋でよく飲むという方も多いのではないでしょうか? この記事ではそんな赤ワインの糖質量・カロリーをご紹介します。白ワインとの比較も行っているので、ぜひ参考にしてみてください。

【管理栄養士監修】赤ワインの糖質とカロリーはどれくらい?白ワインとの違いは?

赤ワイングラス1杯分の糖質量

赤ワイングラス1杯分の糖質量

赤ワインの糖質量について確認していきましょう。食品に含まれる糖質量は、炭水化物量から食物繊維の総量を差し引いて算出します。ここでは、文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に、赤ワイングラス1杯分(125g)の糖質量を算出してみました。また比較として、白ワイン・ロゼの糖質量も記載します。

■ワイン一杯分(125g)の糖質量
・赤ワイン:1.9g
・白ワイン:2.5g
・ロゼ:5.0g

上記は、ワイン1杯の重さを約125gとして計算しています。ちなみに各ワイン100g中の糖質量は以下のとおりです。

■ワイン100gあたりの糖質量
・赤ワイン:1.5g
・白ワイン:2.0g
・ロゼ:4.0g

白ワイン・ロゼと比較してみると、赤ワインの糖質量は比較的少ないことがわかります。糖質制限中にどうしてもワインが飲みたくなったら、赤ワインがおすすめです。
(参照元:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂) し好飲料類」

赤ワイングラス1杯分のカロリー

赤ワイングラス1杯分のカロリー

続いて赤ワイングラス1杯分(125g)のカロリーを紹介します。ここでも白ワイン・ロゼのカロリーを併せて記載するので、どれくらいの差があるか見てみましょう。

■ワイン一杯分(125g)のカロリー
・赤ワイン:91kcal
・白ワイン:91kcal
・ロゼ:96kcal

上記は、糖質量と同様にワイン1杯分の重さを約125gとして計算しています。ちなみに各ワイン100g中のカロリーは以下のとおりです。

■ワイン100gあたりのカロリー
・赤ワイン:73kcal
・白ワイン:73kcal
・ロゼ:77kcal

赤ワインと白ワインは糖質量に差があるものの、カロリーは同じです。一方で、ロゼはこれらと比べてカロリーが高いので、ダイエット中などカロリーを気にする場合は避けた方がよいでしょう。
(参照元:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂) し好飲料類」

赤ワインの栄養と効能

赤ワインの栄養と効能

糖質は控えめな赤ワインですが、どのような栄養素が含まれているのでしょうか?ここでは赤ワインに多く含まれる成分についてご紹介します。

ポリフェノール

赤ワイン特有の苦味や色素の成分で、強い抗酸化作用があるといわれています。抗酸化作用によって体内の活性酸素の働きが抑制されるので、動脈硬化などの生活習慣病予防に効果があるとされています。

カリウム

ミネラルの一種で、ナトリウムを排出する働きがあります。その他浸透圧の調整や筋肉の収縮などにも関わる大切な栄養素です。むくみの解消などに効果があるとされているため、塩気の多いおつまみを食べるときにおすすめです。

クロム

ミネラルの一種で、糖質やコレステロール、タンパク質の代謝に関与しています。昆布やきくらげ、ひじきなど、海藻に多く含まれている成分です。

糖質を気にするならウイスキー!

糖質を気にするならウイスキー!

最後に、赤ワインと他の酒類の糖質量・カロリーを比較してみましょう。ここではウイスキー・ビール・日本酒(普通酒)のグラス1杯分(ビールは1缶分、日本酒は1合分)の糖質量・カロリーと、100gあたりの糖質量・カロリーを紹介します。

■各酒類の一杯分の糖質量
・赤ワイン(一杯分=125g):糖質量1.9g、カロリー91kcal
・ウイスキー(一杯分=28g):糖質量0.0g、カロリー237kcal
・ビール(一杯分=353g):糖質量10.0g、カロリー141kcal
・日本酒[普通酒](一杯分=180g):糖質量8.8g、カロリー164kcal

■各酒類の100gあたりの糖質量
・赤ワイン:糖質量1.5g、カロリー73kcal
・ウイスキー:糖質量0.0g、カロリー66kcal
・ビール:糖質量3.1g、カロリー40kcal
・日本酒[普通酒]:糖質量4.9g、カロリー109kcal

特徴的なのはウイスキーの糖質量が0.0gである点でしょう。一方で、カロリーを見ると、ビールが40kcal(100g中)と比較的低い数値となっています。しかし、糖質量は赤ワインの約2倍と比較的高い値です。赤ワインは糖質量もカロリーも抑えられていて、他のお酒と比較してもバランスがよいといえます。
このようにお酒の糖質量・カロリーは種類によって異なるので、一概にどのお酒がよいとはいい切れません。糖質量やカロリーを気にする場合は、最終的にどのくらいに抑えたいのか考え、適量を守ってお酒を飲むようにするとよいかもしれません。

(参照元:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂) し好飲料類」

まとめ

この記事では、赤ワインの糖質量・カロリーを他のお酒と比較しながら紹介しました。赤ワインは糖質量もカロリーも高すぎるということはなく、ほかのお酒と比べても低めといえます。また、ポリフェノールなど抗酸化作用をもつ成分が含まれるため、身体にもうれしいお酒です。ただし、飲み過ぎには注意。適切な摂取量を守って、楽しくワインを味わいましょう。

プロフィール

監修者:遠藤 莉菜

監修者:遠藤 莉菜

管理栄養士。
管理栄養士専攻の大学を卒業し、管理栄養士国家試験資格を取得。化粧品会社に入社し、エステの施術や化粧品・サプリメントの販売を行うが、管理栄養士の資格を活かすため転職。現在は特別養護老人ホームの管理栄養士として高齢者の食事管理を行っている。
また、日本栄養士会認定栄養ケアステーションにも在籍し、休日などは時間を作り地域の栄養相談や栄養セミナーなどさまざまな栄養活動のサポートを行っている。

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