【管理栄養士監修】メープルシロップの糖質量・カロリーを解説!はちみつと比べると?

メープルシロップは独特の香りと甘味が特徴的です。この記事ではメープルシロップの糖質量とカロリーを、はちみつや砂糖と比較しながら紹介しています。栄養素や効能についても解説していますので、メープルシロップについて知りたい人はぜひ参考にしてみてください。

【管理栄養士監修】メープルシロップの糖質量・カロリーを解説!はちみつと比べると?

メープルシロップの糖質量はどのくらい?

メープルシロップの糖質量はどのくらい?

メープルシロップとは、カエデという樹木の樹液を煮詰めて作られるシロップのことをいいます。ホットケーキやトーストにかけて食べることが多いのですが、どれくらいの糖質が含まれているのでしょうか。
文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」によると、メープルシロップ100g中の糖質量は、66.3gです。
※糖質量は、炭水化物から食物繊維を引くことで計算できます。

ただし、一度に100gものメープルシロップを使う機会はそうそうありません。一般に1回のホットケーキにかける量は20g程度(大さじ1杯ほど)ですので、その場合の糖質量は約13.3gとなります。

他の調味料とメープルシロップの糖質量を比較

ここで、他の調味料とメープルシロップにおける100g中の糖質量を比較してみましょう。( )の中の数値は20gあたりの糖質量を示しています(以下同様)。

・メープルシロップ:66.3g(13.3g)
・はちみつ:79.7g(15.9g)
・砂糖(グラニュー糖):100.0g(20.0g)

このように、メープルシロップは、はちみつや砂糖と比べて糖質量が少ないことがわかります。
(参照元:https://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2017/12/26/1365343_1-0203r12.pdf

メープルシロップのカロリーはどのくらい?

メープルシロップのカロリーはどのくらい?

同じく文部科学省のデータによると、メープルシロップ100g中のカロリーは257kcalとなっています。20gに換算しても51.4kcalと比較的高い数値です。そのため、あまり食べ過ぎるとカロリー過多となる恐れがあります。

他の調味料とメープルシロップのカロリーを比較

他の調味料とメープルシロップにおける100g中のカロリーを比較してみます。なお、「()」内は20gあたりの数値です。

・メープルシロップ:257kcal(51kcal)
・はちみつ:294kcal(59kcal)
・砂糖(グラニュー糖):387kcal(77kcal)

メープルシロップは、はちみつと砂糖よりもカロリーが少ないことがわかります。特に砂糖と比べると、その差は歴然です。
(参照元:https://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2017/12/26/1365343_1-0203r12.pdf

メープルシロップにはどんな栄養がある?

メープルシロップにはどんな栄養がある?

メープルシロップは、さまざまなミネラルやビタミンを含んでいます。ここでは、メープルシロップに多く含まれる栄養素とその効能について紹介しましょう。

カルシウム

カルシウムは歯や骨を形成するミネラルです。成長期はもちろん、大人になってからも骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防のために必要になります。効率よく吸収するには、ビタミンDと一緒に摂取するのがおすすめです。

カリウム

ナトリウム(塩分)を排出する働きを持つミネラルです。日本人は塩分を多く摂りがちなので、カリウムをきちんと摂取する必要があります。

マグネシウム

カルシウムとともに骨を形成し、代謝を補助する働きを持つミネラルです。不足すると骨の形成がうまくいかなくなるうえ、不整脈などの症状が出ることもあります。現在の日本人に不足しがちな栄養素でもあるので上手に取り入れていきましょう。

亜鉛

たんぱく質やDNAの合成をはじめ、新しく細胞が作られる際に必須となるミネラルです。免疫反応にも関与しています。また、味覚を正常に保つ働きがあります。不足すると味覚障害を引き起こす原因にもなります。

ビタミンB2

「発育のビタミン」といわれるビタミンです。代謝やエネルギーの生産に関わっているほか、皮膚・髪・爪などの生成にも関与しています。

ナイアシン

水溶性ビタミンB群の一種です。代謝、エネルギー生産に関わっており、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。

甘味料をメープルシロップに置き換えてヘルシーに!

甘味料をメープルシロップに置き換えてヘルシーに!

冒頭でも紹介したように、メープルシロップの糖質量とカロリーは、はちみつや砂糖などと比べると少なくなっています。つまり、普段の料理ではちみつや砂糖の代わりにメープルシロップを使えば、糖質量・カロリーを抑えることができるのです。

メープルシロップは、ホットケーキやトーストはもちろん、ヨーグルトにかけるのもおすすめです。また、すき焼きや照り焼きなどの料理に使用することもできます。ただし、独特の香りが残ることもあるので、料理に使用する場合は調整しながら入れてみてください。香りは加熱することで薄れるので、火を通す料理がおすすめです。

まとめ

メープルシロップは、はちみつや砂糖と同様に甘味料の一つです。しかし、これら3つの中では低糖質・低カロリーなうえ豊富な栄養素を含んでいるので、糖質制限中やダイエット中にはちみつや砂糖の代用として役立つ食品といえます。ぜひ、普段の食事ではちみつや砂糖の代わりに、メープルシロップを使ってみてください。

プロフィール

監修者:遠藤 莉菜

監修者:遠藤 莉菜

管理栄養士。
管理栄養士専攻の大学を卒業し、管理栄養士国家試験資格を取得。化粧品会社に入社し、エステの施術や化粧品・サプリメントの販売を行うが、管理栄養士の資格を活かすため転職。現在は特別養護老人ホームの管理栄養士として高齢者の食事管理を行っている。
また、日本栄養士会認定栄養ケアステーションにも在籍し、休日などは時間を作り地域の栄養相談や栄養セミナーなどさまざまな栄養活動のサポートを行っている。

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