【管理栄養士監修】きゅうりの日持ちと保存のコツを解説!漬物にして保存する方法も

きゅうりは数日で傷んでしまう野菜です。しかも、冷やしすぎると低温障害を起こして、一気に鮮度が低下してしまうこともあります。この記事では、そんなきゅうりの適切な保存方法と常温・冷蔵・冷凍などの方法別に、日持ち日数の目安をご紹介します。

【管理栄養士監修】きゅうりの日持ちと保存のコツを解説!漬物にして保存する方法も

きゅうりの日持ち日数の目安

きゅうりの日持ち日数の目安

きゅうりの日持ち日数は、保存の仕方によって異なります。以下に、保存方法別の目安をまとめました。

■【保存方法別】きゅうりの日持ち日数
・常温:2~3日、長ければ4~5日
・冷蔵:7~10日
・カット:スライスしたものは1~2日、一口サイズ程度に切った場合は1~4日、塩もみすると3~7日
・冷凍:1ヶ月
・ピクルス:1ヶ月
・漬物:2日~1ヶ月

きゅうりは常温や冷蔵ではあまり長持ちせず、数日で食べ切る必要があります。また、きゅうりは暖かい場所で栽培されるため、5℃以下になると低温障害を起こします。保存の際には冷やしすぎに注意してください。

正しいきゅうりの保存方法

正しいきゅうりの保存方法

ここでは、ケース別にきゅうりの適切な保存方法をご紹介します。

常温保存

常温保存といっても、きゅうりは10℃前後での保存が適しているため、「冬場の冷暗所」での保存が大前提です。その際、風通しのよい場所を選ぶとよいでしょう。冷やしすぎるとかえって傷みやすくなるためです。夏場など、部屋の気温が高くなる時期は常温保存せず、野菜室で保存してください。常温保存の方法は、以下の通りです。

1.新聞紙やキッチンペーパーできゅうりを包む。
2.ビニール袋に入れる。※ビニール袋の口は閉じない
3.冷暗所で立てて保存する。

この方法なら冷気対策にもなっています。
ビニール袋の口を閉じないのは、きゅうりから出る水分の逃げ道を作るためです。また、きゅうりが成長する方向に合わせるため、立てて保存します。立てて保存するときは、半分に切ったペットボトルや牛乳パックに入れるのがおすすめです。さらに、ヘタを上に向けるよう注意してください。きゅうりの先に突起がある方がヘタです。

冷蔵保存

冷蔵保存の方法は、常温保存と同じです。注意点として、冷蔵庫のなかでも、野菜室で保存するようにしてください。一般に、野菜室(約3~7℃)は冷蔵室(約2~6℃)よりも温度が高く設定されているため、きゅうりの保存に適しています。

カットしたきゅうりの保存

カットしたきゅうりは、状態によって日持ち日数が異なります。
スライスしたものは空気に触れる部分が多くなるため、あまり長持ちしません。一口サイズ程度に切った場合なら、最大で4日ほど日持ちします。保存方法は、ラップをして野菜室に入れるだけです。

スライスしたきゅうりを長持ちさせたい場合には、塩もみして保存することをおすすめします。塩もみしたきゅうりは、ジッパー付き保存袋かタッパーに入れて保存しましょう。

きゅうりを長期保存する方法

きゅうりを長期保存する方法

きゅうりを長期間保存したい場合は、冷凍保存かピクルスや漬物などにするのがおすすめです。

冷凍保存

冷凍保存の方法は、冷蔵保存(塩もみ)とほとんど同じです。水気を絞ることだけ忘れないようにしましょう。

1.きゅうりをスライスし、塩もみしてしばらく置く。
2.出てきた水気を絞り、ジッパー付き保存袋かタッパーに入れて保存する。

冷凍することにより日持ちする期間は延びますが、解凍した際の食感は生のものより劣ります。冷凍したきゅうりは、酢の物やポテトサラダなどに使用するのがおすすめです。

ピクルス

きゅうりをピクルス液に漬けて冷蔵保存します。冷凍保存と同じく1ヶ月ほど持ちます。きゅうりだけでなく、大根やにんじんなどと一緒にピクルスにすると、いろいろな食感や味わいが楽しめます。

漬物などで保存する方法

漬物は、塩分濃度によって日持ちする期間が異なります。浅漬けの場合は2日程度しか持ちませんが、濃い塩漬けにすると1ヶ月程度持ちます。

新鮮でおいしいきゅうりの見分け方

新鮮でおいしいきゅうりの見分け方

長く日持ちさせるためには、新鮮なきゅうりを手に入れることが大切です。ここでは、新鮮なきゅうりを見分ける方法をご紹介します。

まずは、色ツヤを確認しましょう。濃い緑色で、ツヤがあるものが新鮮です。続いてイボを確認します。手に取ると痛いくらいのものは新鮮な証拠です。

ただし、近年はイボがない品種のきゅうりもあるので、その場合は色ツヤを見て判断しましょう。また、持ったときに重量感があるものは、水分が詰まっており新鮮です。

逆に避けた方がよいきゅうりの特徴としては、太さが均一でない(お尻の方が膨らんでいる)ことが挙げられます。これは水分が下に溜まってきている証拠で、新鮮さが失われています。

まとめ

みずみずしくおいしい状態できゅうりを食べるには、適切な保存が大切です。常温・冷蔵保存をする際は、温度に気をつけましょう。長期間保存したい場合には、冷凍保存やピクルス・漬物にするのがおすすめです。また購入する際に新鮮なものを選べるよう、見分け方を覚えてみてください。

プロフィール

監修者:横川 仁美

監修者:横川 仁美

管理栄養士。食と健康・美容を繋ぐ「smile I you」代表。
メタボリックシンドロームの人へ向けた保健指導を中心に、ダイエットサポート、電話相談、雑穀販売等のカウンセリング等を通して、のべ2000人の方に、食のアドバイスに携わる。目の前の人の「今」、そして「これから」を大切にした食の提案を目指している。
また、健康食育シニアマスターやマイ穀スタイリスト、ヘルスケア栄養ライターの資格も保有。

「食」の人気記事