【料理家監修】キウイの食べ頃はいつ?追熟の仕方や保存方法についても解説!

甘酸っぱさとみずみずしさが特徴のキウイ。しかし、購入してすぐに食べると硬かったり甘さが足りないと感じることもあります。そこでこの記事では、キウイの食べ頃や追熟方法を解説します。保存方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【料理家監修】キウイの食べ頃はいつ?追熟の仕方や保存方法についても解説!

食べごろのキウイの見分け方

キウイの食べ頃はいつ?

キウイは完熟する前に収穫し、しばらく貯蔵して成熟させてから食べるフルーツです。そのためスーパーなどで購入した後も、家で追熟が必要になることがあります。

追熟が必要なフルーツはキウイのほかに、メロンやバナナ、マンゴーなどがあります。これらのフルーツは、追熟しないままだと食感が硬く、甘味も少ないことがあります。では、キウイの食べ頃はどうやって判断したらよいのでしょうか?

基本的にキウイは完熟しても皮の色が変わらないので、見た目で判断することはできません。

キウイの食べ頃は触感で判断しましょう。包み込むようにして軽く握ったときに弾力を感じたときが食べ頃です。また、頭とお尻の部分を持って軽い力を加え、柔らかさを感じた場合も食べ頃の合図になります。あまり強く握ると、傷んでしまう原因になるため、優しく握って確認するようにしましょう。

キウイをおいしく食べるための追熟の方法

キウイをおいしく食べるための追熟の方法

では、まだ食べ頃を迎えていないキウイはどのように追熟したらよいのでしょうか? ここでは、キウイをおいしく食べるための追熟の仕方を3つ紹介します。

常温に置いておく

キウイは、常温で数日置いておくだけで追熟できます。ただし、温度が低すぎたり高すぎたりすると失敗するおそれがあります。

15~20度くらいの環境で、風通しがよく直射日光が当たらない場所に置いておきましょう。

りんごなどと一緒に保存する

早く追熟させたい場合におすすめの方法です。フルーツの追熟は、エチレンガスにより促されます。

エチレンガスを発生させるりんごやバナナ、みかんと一緒にビニール袋に入れ、軽く閉じておくと、追熟を早めることができます。追熟の目安は2~3日程度です。

ちなみにバナナやみかんに比べ、りんごの方がガスをよく発生させるといわれています。また、りんごの種類によってエチレンガスの発生量が異なり、ふじよりもジョナゴールドや王林がおすすめだとされています。

専用の追熟剤を使用して追熟させることも可能です。追熟剤も追熟の仕組みはりんごと同じで、エチレンガスを発生させることにより成熟を促します。

キウイに衝撃や傷を与える

机などに軽く叩きつけて衝撃を与えたり、表面に傷をつけたりすることで、キウイがその衝撃にストレスを感じ、自らエチレンガスを発生するようになり、追熟を促すことができます。

追熟したキウイを長く保存するためには

追熟したキウイを長く保存するためには

追熟させたキウイは、すぐに食べなければ傷んでしまうのでしょうか? ここでは、追熟したキウイの日持ちの目安を常温、冷蔵、冷凍に分けてそれぞれの保存期間と保存方法について紹介します。

常温保存の場合
キウイの追熟が進み、食べごろになったらできるだけ早く食べるようにしましょう。季節にもよりますが、夏場などの暑い時期は数日で柔らかくなりすぎてしまう為、目安は2日ほどです。それまでに食べ切れないと思ったら、早めに冷蔵庫に入れるようにしてください。

冷蔵庫での保存の場合
キウイが食べごろになったら、冷蔵庫に入れるのが一番オススメです。
ビニール袋に入れて野菜室や冷蔵庫のドアポケットなど、あまり冷えすぎない場所に置きます。キウイはー1.7℃を下回ると低温障害を起こし、鮮度が落ちて腐ってしまうので注意してください。冷蔵庫での保存期間は約1週間です。

冷凍での保存の場合
キウイが柔らかくなったら、カットしてジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍するのも良いでしょう。この時、必ず皮は剥き、一口大にカットして下さい。冷凍キウイは凍ったままヨーグルトに入れたりスムージーにするのがおすすめです。凍ったまま入れることでシャリシャリとした食感を楽しむことができ、また夏などは冷たいスムージーが体の熱を冷ましてくれます。冷凍したキウイの保存期間は約1か月です。
ただ、キウイを冷凍する時は注意点もあります。一度冷凍したキウイは、食感が生のものとは異なる為、解凍しても元には戻りません。その為、そのままの形を活かすデザートには不向きです。
また、冷凍すると時間がたつにつれて甘みや色が抜けてしまう為、1か月以上保存したい場合は少量の砂糖をまぶして冷凍するとある程度劣化を防ぐことができます。砂糖をまぶした場合の保存期間は2か月ほどです。

カットしたキウイの保存期間は?

一度カットしたキウイは、切り口から酸化が進みます。切り口を中心に全体をラップで包み、冷蔵庫に入れ、2日ほどを目安に食べ切りましょう。

キウイをジャムにする方法
キウイを特売で箱買いしたり、人から沢山戴いたけれど食べ切れない、などの場合はジャムにすると上手に消費することが出来ます。
この方法なら、酸っぱいキウイもおいしくいただくことが出来るのでオススメです。

キウイジャムの作り方
大きめのキウイ3個に対して砂糖を100~120g用意します。砂糖の量はキウイの甘さによって加減してください。キウイは皮をむき、2cm位に切ります。
小鍋に切ったキウイと砂糖の1/2量(50~60g)、塩ひとつまみを入れ、中火にかけます。煮え始めたら弱火にして、アクを取りながら煮ていきます。この時かなりアクが出てきますので、丁寧に取った方が仕上がりの色が良くなります。5分経ったら残りの1/2量の砂糖を入れ、更に5分ほど煮ます。
焦げないよう弱火で混ぜながら煮て、全体に水分が減ってとろみがついて来たら、最後にレモン汁を小さじ2杯入れて混ぜたら完成です。
キウイジャムを上手に作るポイントは、砂糖を2回に分けて入れることです。キウイはペクチンが少なくてとろみがつきにくく、また加熱により退色しやすいフルーツですが、砂糖の1/2量を後から入れることでとろみがつきやすく、つやと色もキープ出来るのです。
作ったジャムは消毒した清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で2週間ほどを目安に食べ切って下さい。
ヨーグルトやパンなどに乗せて食べるのがおすすめです。


新鮮でおいしいキウイの選び方

新鮮でおいしいキウイの選び方

最後に、新鮮でおいしいキウイの選び方を紹介します。


新鮮でおいしいキウイは皮の色が均一です。また産毛がきれいに生えそろっています。皮の表面に傷やシワがなく、きれいで、ハリがあるものを選びましょう。
また、形は丸っこいものよりも、平べったいごろっとしたジャガイモのような形の方が甘いとされています。
これは、幹の近くに出来た実の為、栄養や水分が良く行き届いて実が膨れて形が変わるからだそうです。この選び方を知っていると、キウイをお店で選ぶのが楽しくなりそうですね。

まとめ

この記事では、キウイの追熟方法についてまとめました。キウイは、常温保存やりんごとともに保存しておくことで、追熟させることができます。また、追熟後は冷蔵庫で保存し、早めに食べるようにしましょう。キウイを購入した際には、ぜひ試してみてください。

プロフィール

監修者:貞本 紘子

監修者:貞本 紘子

料理家。食育アドバイザー、幼児食アドバイザー。
岐阜県にて家庭料理、パン、ケーキの教室「colette」を主宰。
少人数制、初心者にも分かりやすく丁寧な指導で生徒数は6年間で述べ5500人。
「おうちご飯をもっと楽しく!」をモットーに活動中。
ブログ https://ameblo.jp/colette-cooking/

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