【料理家監修】いちごの日持ちは何日?長持ちさせる方法と新鮮いちごの見分け方

冬から春にかけて旬を迎え、甘酸っぱさとジューシーさが特徴的ないちご。あまり日持ちがしない果物といわれていますが、具体的にどれくらい日持ちをするのでしょうか。そこで今回は、いちごの日持ち日数や適切な保存方法、新鮮ないちごの見分け方をご紹介します。

【料理家監修】いちごの日持ちは何日?長持ちさせる方法と新鮮いちごの見分け方

いちごの日持ちはどれくらい?

いちごの日持ちはどれくらい?

いちごはあまり日持ちのしない果物です。購入したら早めに食べ切らなければなりません。では、どれくらいなら日持ちするのでしょうか?

いちごの日持ちは、野菜室で1~5日程度です。保存の仕方によって日持ちの目安は大きく異なりますが、市販のパックのままだと傷みやすくなります。密閉容器に移し替えることで日持ちは長くなります。

また、いちごを保存するのに最適な温度は3~5℃といわれています。そのため、冷蔵庫の野菜室はうってつけの場所です。冷蔵庫内に入るスペースがないようなら、できるだけ早く食べることをおすすめします。

ひと手間がポイント!いちごの保存方法

ひと手間がポイント!いちごの保存方法

上記で説明した通り、いちごはパックから移し替えた方が新鮮さを保てます。これは、重なっているといちご同士の重みで圧力がかかって実が潰れ、その部分から傷みはじめるからです。また、すでに傷んでいるいちごがあると、ほかのいちごにも傷みが移ってしまいます。なるべく長くいちごを日持ちさせたいなら、パックから出し、重ならないように密閉容器に移しましょう。

また、パックから移し替えるときに2つのポイントを押さえることで、さらにいちごを新鮮に保てます。

ひとつは、ヘタを下に向けて立てるようにしていちごを並べることです。こうすることにより、いちごが潰れにくくなります。また、ヘタを取るとそこから乾燥がはじまるため、取らずに保存するようにしましょう。もうひとつは、いちごを水洗いしないことです。いちごは、表面に水分が付いているとそこから傷みが進行します。保存の前には水洗いをしないようにし、水分が付いている場合は拭き取ってから移し替えるようにしましょう。

いちごを長期保存する方法

いちごを長期保存する方法

冷蔵保存期間中にいちごを食べきれない場合、冷凍室の利用や他の料理へのアレンジで長期保存が可能となります。ここでは、いちごの冷凍保存の方法や、いちご酢へのアレンジレシピをご紹介します。

冷凍保存

いちごを冷凍保存すると1~3ヶ月程度日持ちします。ただし、いちごは冷凍すると甘味が落ちてしまうため、砂糖をまぶして馴染ませてから保存しましょう。

まずヘタを取ったいちごをよく水洗いして水気を拭き取り、砂糖をまぶして馴染むのを待ちます。砂糖の量は1パックにつき大さじ1.5~2が目安です。砂糖が馴染んだら、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫に入れます。

一度冷凍したいちごは、細胞壁が壊れてしまうため解凍しても元のようには戻りません。冷凍いちごを食べるなら、少し凍ったままシャーベットにするか、ジャムやジュース、スムージーにして食べるのがおすすめです。ジャムにする際は、解凍したいちごをフライパンで3分ほど煮て、砂糖とレモン汁を加えるだけ。いちご200gに対し、レモン汁は大さじ1、砂糖は大さじ1.5~2が目安です。

いちご酢

いちご酢はその名の通り、いちごを酢に漬けたドリンクのことです。冷蔵保存で1年も日持ちするので、いちごを食べきれないときにはかなり重宝する保存方法となります。

いちご酢の作り方は非常に簡単で、洗ってヘタを取ったいちごの水気を拭き、保存用のビンに入れ、その上から氷砂糖と酢を注ぐだけで完成します。いちご:氷砂糖:酢=1:1:2の割合で作るのがおすすめです。

いちご酢はそのまま飲むだけでなく、水割りにしたり、ヨーグルトやアイスにかけたりしても美味しくいただけます。もちろん中に入れたいちごも1年食べられるので、ぜひ試してみてください。

新鮮で美味しいいちごの見分け方

新鮮で美味しいいちごの見分け方

いちごを少しでも長持ちするには、新鮮なものを選ぶことが大切です。ここでは、新鮮ないちごの選び方をご紹介します。

チェックすべきポイントはヘタと実です。ヘタは鮮やかな緑色で、葉がピンと立っているものを選びましょう。摘み立てのいちごであるほどヘタはしっかりしているので、新鮮さをはかる手段になります。

実に関しては真っ赤に色づき、ツヤがあるものがおすすめです。特に熟して甘くなったものはヘタの辺りまで真っ赤に染まっています。また、表面の粒が埋もれて見えるほど盛り上がっているものも、十分に育った証拠です。

品種ごとの特徴から好きな味を見つける

いちごにはあまおうやとちおとめ、紅ほっぺなどの種類があり、それぞれ特徴が異なります。あまおうは大きく、甘味と香りが特徴的で、濃厚な味わいを楽しみたい方におすすめです。とちおとめは、大きくジューシーな実が特徴的。さらに日持ちもしやすいといわれています。断面もきれいな淡い紅色をしていてケーキにもよく使われます。紅ほっぺは甘味と酸味のバランスがよく、実がしっかりとしているので食べ応えがあります。見た目で見分けがつかないというときは、品種で選ぶのもひとつの手です。ぜひ好みの品種を見つけてみてください。

まとめ

いちごはあまり日持ちをしない果物ですが、パックのまま保存するのと密閉容器に移し替えるのでは日持ち日数が異なります。長く保存したい場合は、保存の仕方に気をつけましょう。
さらに長期間保存したい場合は、冷凍保存やいちご酢での保存を試してみてください。

プロフィール

監修者:貞本 紘子

監修者:貞本 紘子

料理家。食育アドバイザー、幼児食アドバイザー。
岐阜県にて家庭料理、パン、ケーキの教室「colette」を主宰。
少人数制、初心者にも分かりやすく丁寧な指導で生徒数は6年間で述べ5500人。
「おうちご飯をもっと楽しく!」をモットーに活動中。
ブログ https://ameblo.jp/colette-cooking/

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