【料理家監修】豆苗の日持ちは何日?保存方法や再生栽培のコツもあわせて解説!

豆苗はえんどう豆を発芽させた若い芽と茎を食べる野菜です。β-カロテンを豊富に含む緑黄色野菜で、ほのかな豆の香りとシャキシャキとした歯ごたえが魅力です。今回は豆苗の賞味期限や保存の方法、再生栽培のコツや新鮮な豆苗の見分け方などを紹介します。

【料理家監修】豆苗の日持ちは何日?保存方法や再生栽培のコツもあわせて解説!

豆苗の日持ち期間の目安

豆苗の日持ち期間の目安

豆苗はえんどう豆を発芽させて伸ばした葉と茎を食べる発芽野菜(スプラウト)です。えんどうはいろいろな方法で食べられる野菜です。完熟した種子を長期保存が利く乾燥豆として利用するほか、豆の未熟なサヤを食べるさやえんどう、未熟な生の豆をさやからむいて食べるグリーンピース、そして発芽した新芽を食べる豆苗などいろいろな楽しみ方ができます。
その中でも豆苗は、カロリーが低い割にさまざまな栄養素が豊富に含まれており、歯ごたえがあるので満足感も得やすく、ダイエットにも向いた食材です。また、季節を問わず安価に手に入るので活用の幅が広い優秀な野菜と言えます。

ここで気になるのは豆苗の日持ちです。生鮮野菜の場合、パッケージに消費期限・賞味期限が表記されていないため、買ったまま置いておいたら葉が黄色く変色して傷んでしまったという経験をお持ちの方もいるでしょう。
豆苗は根つきのものと根をカットした状態で袋詰めになっているものがありますが、根がついているもののほうが日持ちします。常温の場所に置いておくと成長が進み過ぎて食感が悪くなってしまいますので、冷蔵保存が基本です。根つきの場合の日持ちは冷蔵庫で5~6日程度が目安です。根元をカットして冷凍すれば1ヶ月程度の保存が可能です。

【冷蔵・冷凍】豆苗の正しい保存方法をパターン別に解説!

【冷蔵・冷凍】豆苗の正しい保存方法をパターン別に解説!

では具体的に保存の方法を詳しく見ていきましょう。
根のついた豆苗を購入時のパッケージのまま冷蔵庫に入れる場合は野菜室に縦置きにして保存します。葉や茎が折れないように注意しましょう。数日すると根元が乾いてきますので、袋を開けて根元に水を30ccほど足してあげると長持ちします。根をカットしたものはフタのある容器に入れて保存して下さい。
冷凍する場合は、根を切り離したものをフリーザーバッグなどに入れて冷凍します。

カットした豆苗を保存する場合のポイント

カットした豆苗を保存する場合のポイント

根元をカットした豆苗の鮮度を保ちながらできるだけ長く保存したい場合は、水に浸して冷蔵庫に入れる方法がいいでしょう。まず、根をカットした豆苗をフタのある容器に入れ、水をひたひたにして密閉して保存します。中の水はできれば毎日取り換えて下さい。この方法で1週間程度は保存することができます。
冷凍するときはさっと水洗いしてキッチンペーパーで水分をふき取り、ファスナー付きの袋に入れて冷凍します。冷凍した豆苗は解凍しても食感が生のものとは異なる為、サラダなどには向きません。凍ったままスープなどに入れて使うと良いでしょう。

新しい芽が生えてくる!豆苗の再生栽培の方法とコツを解説

たいていの食材は食べてしまえばそれで終わりですが、豆苗は葉と茎を食べ終わっても残った根を水に浸しておくことで「再生栽培」ができます。7~10日程度で2度目の収穫が可能です。
再生栽培の方法は以下の通りです。

用意するもの

・容器と水
容器は豆苗の根がすっぽり入るようなプラスチック容器やバットを使います。ない場合、肉や魚を購入した時のトレーやや牛乳パックの側面をカットして横向きにセットしたものでもOKです。

栽培の手順

1.新しく購入した豆苗をカットするときに、根元近くにある「側芽」と呼ばれる小さな葉を2つ残してカットします。根元の豆に近すぎるぎりぎりの部分でカットしてしまうと豆苗が育ちません。根の部分に付いているスポンジはそのままにしておきます。

2.切り離した側芽つきの根を容器に入れて、水を注ぎ日当たりのよい室内に置きます。
冷蔵庫は温度が低すぎて成長が止まってしまうため、常温に置いて下さい。

3.水を1日1回交換します。
この方法で2回程度収穫することが可能ですが、2回目以降は豆にカビが生える可能性がありますし、伸びる芽が細くなり食べられる部分が少なくなります。また、夏場のあまり気温が高い時期は水が腐りやすいので衛生面であまりお勧めできません。夏場に再生栽培する場合は、更に水をこまめに取り換えるようにしてください。

おいしい豆苗の見分け方

おいしい豆苗の見分け方

では、おいしい豆苗はどのようにして見分ければよいでしょうか。
最も重要なのは鮮度です。新鮮な豆苗は葉がみずみずしい緑色をしていますが、鮮度が落ちてくると葉の色が薄くなったり、色つやが悪くなったりします。また、鮮度のよいものは根が白くて弾力と張りがありますが、鮮度が落ちるにつれ根の先端が伸びてしんなりとしてしまいます。茎もピンと伸びてみずみずしいものがよいでしょう。カットした状態で売られている豆苗の場合は切断面が茶色に変色しているものは鮮度が落ちています。以上のポイントを踏まえ、状態のよい豆苗を選んで味わってみて下さい。

まとめ

豆苗は食感がよく栄養価も高く、年間を通して安価に手に入る便利な野菜です。購入してすぐに調理しない場合は、根元に水を足して冷蔵したり、根元をカットして冷凍したりすると比較的長持ちします。葉が濃い緑色で葉と茎がみずみずしく、根がしっかりと開いているものが新鮮な豆苗です。食べる部分をカットした後に残った根の部分を水につける再生栽培で2度目の収穫も楽しめます。

プロフィール

監修者:貞本 紘子

監修者:貞本 紘子

料理家。食育アドバイザー、幼児食アドバイザー。
岐阜県にて家庭料理、パン、ケーキの教室「colette」を主宰。
少人数制、初心者にも分かりやすく丁寧な指導で生徒数は6年間で述べ5500人。
「おうちご飯をもっと楽しく!」をモットーに活動中。
ブログ https://ameblo.jp/colette-cooking/

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