【料理研究家監修】明太子の日持ちは何日?保存方法や見分け方を解説

ご飯のお供やお酒のおつまみなど、アレンジレシピも多種多様な明太子。ただ、一度にたくさん食べるものではないため、開封からある程度の期間は保管することになります。 そうしたときに気になるのが賞味期限や消費期限です。今回は明太子の日持ちの目安や保存方法などを詳しく解説していきます。

【料理研究家監修】明太子の日持ちは何日?保存方法や見分け方を解説

明太子の日持ち日数の目安

明太子の日持ち日数の目安

日持ちの話に入る前に、「明太子」と「たらこ」の違いついて説明します。早速答えになりますが、実は明太子とたらこは同じです。スケドウダラのことを韓国では「ミョンテ(明太)」と呼ぶことから「明太の子=タラの子」すなわち「たらこ」と呼ぶようになったのです。
明太子というと、辛子明太子を想像する方が多いかと思いますが、当記事では明太子と辛子明太子は別のものとして解説していきます。

明太子のもっとも一般的な保存方法は冷蔵です。パッケージに記載されている賞味期限に従ってください。パッケージを捨ててしまい、期限が分からなくなってしまったときなどは、様子を見ながら1~2週間以内を目安に使い切りましょう。

常温で保存することはほとんどないかと思いますが、自宅に持ち帰るまでの間など、すぐに冷蔵庫に入れられないケースはあるかもしれません。そのような場合、常温で置いておけるリミットは12時間が目安になります。ただ、これも気温など周囲の環境に大きく左右されるため、保冷剤や保冷バッグを使うなど、できる限り温かくならないよう工夫も必要です。

冷凍の場合は、3ヶ月はもつと言われています。しかし、時間と共に風味や品質が劣化してしまうので、1ヶ月を目安に食べきるとよいでしょう。
なお、辛子明太子も同様ですが、メーカーによって製造方法が異なるため、賞味期限にも若干の違いが出てくることがあります。パッケージの日付をよく確認するようにしましょう。

近頃は辛子明太子を乾燥させたドライ明太子という商品も開発されていますが、これなら常温で60日間の保存が可能です。乾燥させることでコクや辛さが凝縮され、食感も通常の辛子明太子とは異なります。そのまま食べてもおいしいですし、ほぐしてご飯に混ぜ合わせるのもよいでしょう。オリーブオイル、バターなど洋食材との相性も抜群です。

明太子の正しい保存方法とは?

明太子の正しい保存方法とは?

明太子は保存方法次第で、よい状態をより長く保つことができます。
冷蔵の場合、未開封でしっかり密封されているものならパッケージのままで問題ありません。一度開封したものはタッパーなどの密閉容器に入れ替えましょう。そうしないと、乾燥したり匂いが移ったりしてしまいます。おいしい状態を保つにはチルド室での保管がおすすめです。

冷凍する場合は、使いやすい量に小分けしてラップでしっかりと包みます。再冷凍は品質が落ちるので、一度で使い切れる量をしっかり見極めて包んでいきましょう。
ラップに包んでから、匂い移りと冷凍焼け防止のため、さらにフリーザーバッグなど密閉できる袋に並べて入れます。できる限り空気が入らないようにするのがポイントです。このとき、明太子同士が重なり合わないように気を付けましょう。

明太子を長期保存させるためのコツ

明太子を長期保存させるためのコツ

冷凍の基本的な方法を紹介しましたが、ちょっとした工夫でさらによい状態で食べられます。
低温で素早く冷凍すると品質が落ちにくいので、急速冷凍機能があれば使用するようにしてください。下に金属のトレーなどを敷くなどの方法も有効です。完全に凍るまで冷凍庫の開閉も控えめにするとよいでしょう。

食べるときは、冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。半日~1日くらいでちょうどいい状態になります。加熱調理する場合は、凍ったままでも問題ありません。
すぐに使いたいときなど、常温で解凍する場合は特に、水分(ドリップ)が出やすくなるためキッチンペーパーなどでふき取りましょう。ドリップが出るとその分旨味も流出してしまうので、できるだけ冷蔵庫で徐々に解凍するのが理想的です。
ちなみに、冷凍した明太子は皮を剥きやすくなるというメリットがあります。ほぐして調理するときなどに便利でしょう。

新鮮な明太子の見分け方

新鮮な明太子の見分け方

明太子は生ものですので、鮮度のよいものを選びたいものです。新鮮な明太子は、皮にハリやツヤがあります。中身の粒の一つひとつが、はっきりしているのも新鮮さの証です。また、中にぎっしりと詰まって重量感があるものがおすすめです。
水っぽいものや、ダラリとしているものはおすすめできません。赤黒い血管が多く見えるものも、口当たりが悪くなるので避けたほうがよいでしょう。

また、鮮度とは別に、卵の成熟度という目安もあります。これは若ければよいというものではなく、成熟していないものは粒感があまり感じられません。卵の成熟度が若過ぎる明太子は、皮が厚く、外側が白っぽくくすんでいます。
なお、陳列されてから日数が経った明太子は、黒ずみが目立ち始めます。購入の際はなるべく発色がよいものを選ぶようにしましょう。

まとめ

明太子は風味や食感など、奥深い味わいのある食品なので、できる限りよい状態でいただきたいものです。皮にハリのある新鮮なものを選び、乾燥や冷凍焼けを防ぐため密封して保存しましょう。ぜひこの記事の内容を参考にして、おいしい明太子をご堪能ください。

プロフィール

監修者:貞本 紘子

監修者:貞本 紘子

料理家。食育アドバイザー、幼児食アドバイザー。
岐阜県にて家庭料理、パン、ケーキの教室「colette」を主宰。
少人数制、初心者にも分かりやすく丁寧な指導で生徒数は6年間で述べ5500人。
「おうちご飯をもっと楽しく!」をモットーに活動中。
ブログ https://ameblo.jp/colette-cooking/