【管理栄養士監修】あんこの糖質・カロリーはどのくらい?豊富な栄養素についても解説

甘くておいしいあんこは、和菓子に使われるものとして不動の地位をしめている食品です。この記事では、あんこの糖質量やカロリー、栄養素について解説します。さらにおすすめのあんこを使ったおいしい糖質オフ食品をご紹介します。

【管理栄養士監修】あんこの糖質・カロリーはどのくらい?豊富な栄養素についても解説

あんこにはどのくらい糖質が含まれている?

あんこにはどのくらい糖質が含まれている?

あんこにはどれくらいの糖質が含まれているのでしょうか。あんこと同じようにお菓子の材料によく使われる、ホイップクリームとカスタードクリームともに糖質量を見ていきましょう。

■あんこ100g中の糖質量
・あずき(こしあん):20.3g
・あずき(つぶしあん):48.3g

※こしあんは、裏ごしをして外皮を取り除いたもの、つぶしあんは、豆をつぶして炊き上げたもの

■100g中の糖質量
・ホイップクリーム(乳脂肪):12.9g
・カスタードクリーム:24.7g

【参考】文部科学省:「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

そもそも「あんこ」とは小豆や栗などを煮て、糖分を加えたものです。「こしあん」は、じっくりと煮た後に裏ごしをして外皮を取り除いたもので、なめらかな食感が特徴です。
一方の「つぶしあん」は、あえて豆をつぶして炊き上げたもので、外皮の独特な風味が残るため、こしあんよりもしっかりとした味わいがあります。
なお、つぶしあんは「つぶあん」とは別物です。つぶあんは、豆をつぶさないように炊いたもので豆本来の味が楽しめます。
また、日本食品標準成分表によるこしあんは生あん(砂糖不使用)、つぶしあんは練りあん(砂糖使用)です。

数値を見てわかるように、あんこは決して糖質が低いわけではありません。比較した菓子の材料の中ではホイップクリームの糖質量が一番低く、こしあんとカスタードクリームが同じ程度で、つぶしあんの糖質量がもっとも多いということがわかります。
つぶしあんには砂糖が練りこまれているため、どうしても糖質量が高くなります。こしあんであっても、砂糖を加えたものであれば、生あんと比べて大きく糖質量が変わるため注意が必要です。

ちなみにあんこを使った身近な食品といえば、「あんぱん」と「おしるこ」ではないでしょうか。作り方や商品によって異なりますが、あんぱん1個には約30~50g、おしるこ1杯には約80~100gのあんこが使われています。
そのため、使い方によっては、糖質コントロールしている方にはあんこは不向きな食材といえるでしょう。

あんこのカロリーはどのくらい?

あんこのカロリーはどのくらい?

では、あんこのカロリーはどれくらいなのでしょうか。こちらも糖質量同様に比較対象として、ホイップクリームとカスタードクリームのカロリーも一緒に見ていきましょう。

■あんこ100g中のカロリー
・あずき(こしあん):155kcal
・あずき(つぶしあん):244kcal

※こしあんは、裏ごしをして外皮を取り除いたもの、つぶしあんは、豆をつぶして炊き上げたもの


■100g中のカロリー
・ホイップクリーム:430kcal
・カスタードクリーム:187kcal

【参考】文部科学省:「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

生あんのこしあんに比べて、練りあんのつぶしあんの方が高カロリーであることがわかります。
ただし、どちらのあんこもホイップクリームと比べるとカロリーは低めで、カスタードクリームとはあまり差がありません。
ホイップクリームほどではないとはいえ、あんこは決してカロリーの低い食材とはいえません。

実は栄養豊富! あんこに含まれる栄養素とは

実は栄養豊富! あんこに含まれる栄養素とは

それでは、あんこにはどのような栄養が含まれているのでしょうか。あんこに含まれる栄養素を確認していきましょう。

糖質

先ほども紹介したように、あんこには糖質が多く含まれています。糖質はエネルギー源となる栄養素で、不足すると、集中力がなくなる、疲労を感じる、などの状態が見られます。逆に過剰摂取すると肥満や生活習慣病の原因になります。

食物繊維

食物繊維はほとんどの日本人に不足している栄養素で、積極的に摂取したい食品成分です。整腸作用が期待でき、便秘対策に役立ちます。

鉄分

鉄分は小豆の中身の部分に多いため、つぶしあんに比べて、こしあんの方が鉄分を多く含んでいます。
鉄分は血液中のヘモグロビンを作る要素のひとつで、体中に酸素を運ぶ役割があり、不足するとめまいや集中力の低下、食欲不振などの貧血症状が現れます。こちらも日本人が不足しやすい栄養素のひとつですので、積極的に摂りたいですね。

サポニン

サポニンは小豆の皮に含まれる栄養成分で、つぶしあんやつぶあんなど、皮ごと食べるあんこに多く含まれます。サポニンは抗酸化作用や血流の改善、免疫力の向上、肥満予防など、多くの健康作用が期待できます。

ポリフェノール

ポリフェノールはあんこの原料である小豆に豊富に含まれる成分のため、あんこにも多く含有されています。ポリフェノールは、強い抗酸化作用があり、生活習慣病対策に役に立ちます。また、シミ予防や更年期障害予防に効果的とされています。

このように、あんこにはさまざまな栄養素が豊富に含まれています。しかし、糖質が高いので、糖質コントロール中は食べ方に注意が必要です。

粒あんともちもち生地でおいしく糖質オフ!からだシフト「今川焼あずき」

糖質コントロール中でもあんこの甘さを楽しみたいなら、からだシフトの「今川焼あずき」がおすすめです。1食(70g) あたりの糖質は16.7g、日本食品標準成分表と比較した糖質よりも糖質40%オフ(※)と、糖質コントロール中にうれしい一品です。

からだシフト 糖質コントロール 今川焼あずき

<出典>からだシフト 糖質コントロール 今川焼あずき

※日本食品標準成分表2015年版(七訂)
和生菓子/和半生菓子類/今川焼比較

こちらの今川焼は、風味豊かなつぶあんを優しい甘みの生地で包んだもの。電子レンジで加熱するだけですぐに食べられて、もちもちした生地は食べ応え抜群です。満足感があり、糖質コントロール中やダイエット中のご褒美におすすめです。

まとめ

甘くておいしいあんこは、さまざまな栄養素を豊富に含んでいますが、糖質、カロリーも多いため、一般的にダイエットや糖質コントロールにはあまり向きません。糖質コントロール中にどうしても食べたいときには、摂取量を工夫したり、低糖質な商品を選んだりと、気をつけて食べるようにしましょう。

プロフィール

監修者:青木貴子

監修者:青木貴子

管理栄養士 一児の母
離乳食を通して見える子どもの成長を多くの人に知ってもらいたい!一度しかない離乳食期を楽しく過ごしてもらいたい!という思いから、フリーの栄養士として活動中。
食関連の記事執筆や、離乳食・栄養相談も行う。
日々の食事に関することから食材の使い方、ダイエットに関することまで、食にまつわる知識を幅広く発信している。

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