たらこの賞味期限はどのくらい?長期保存のポイント3つも解説

たらこはご飯のお供やあえ物など、幅広い料理に使える食材です。そんなたらこはどのくらい日持ちするのでしょうか。今回はたらこの賞味期限や保存方法、長期保存するための方法について解説します。

たらこの賞味期限はどのくらい?長期保存のポイント3つも解説

たらこの賞味期限はどのくらい?

たらこの賞味期限はどのくらい?

そもそも「たらこ」と「明太子」は同じ食品を指しています。スケトウダラの卵巣を塩蔵したものです。厳密には「辛子明太子」と呼んだ場合のみ、唐辛子などが入った調味液にたらこ(明太子)を漬けこんだものを指しています。

たらこは、一般的にトレーや箱詰めの状態で売られおり、賞味期限はパッケージに記載されているので、その期限に従いましょう。たらこの賞味期限はメーカーによって多少異なりますが、大体冷蔵保存で1週間程度です。たらこは、おいしく食べられる期間である「賞味期限」で表記されています。そのため、賞味期限が過ぎても傷みがなければ、すぐに食べられなくなるわけではありません。

たらこの正しい保存方法は?

たらこの正しい保存方法は?

たらこは冷蔵保存が基本です。スーパーなどでも冷蔵で販売されているので、気温が高いときに購入する際は、保冷剤や氷などを利用して持ち帰りましょう。

たらこを開封して食べ切れなかった場合には、乾燥やニオイ移りを防ぐために密閉容器に入れ、冷蔵保存しましょう。また冷凍保存も可能で、1カ月ほどは保存しておけます。

たらこを長持ちさせるコツは?

たらこを長持ちさせるコツは?

たらこを長期保存するには冷凍がおすすめです。冷凍保存する際のポイントを見ていきましょう。

1回で使い切れる量に小分けにする

たらこを解凍して再冷凍すると品質や味が落ちます。そのため、1回で使い切れる量に分けて、または1腹ずつ小分けにしてラップで包み、冷凍しておくことをおすすめします。さらに冷凍焼けやニオイ移りを防ぐために、できるだけ空気を抜きながら冷凍用保存袋に入れてください。

急速冷凍する

冷凍する際は素早く凍らせることが重要です。急速冷凍機能のある冷蔵庫をお持ちならぜひ使用しましょう。急速冷凍機能のない場合には、冷凍用保存袋に入れたたらこを金属製トレーの上にのせて、冷凍庫に入れましょう。金属トレーは熱伝導率がよいので、素早く凍らせることができます。

解凍は冷蔵庫で自然解凍

解凍の際は、食べる分を冷蔵庫に移して半日から1日ほどおくとほどよい状態になります。常温で解凍すると早いですが、水分(ドリップ)が出やすく、旨味も一緒に流れ出てしまいます。そのため、なるべく冷蔵庫でゆっくりと自然解凍するのがおすすめです。

まとめ

たらこは冷蔵保存では1週間ほど、冷凍保存では1カ月ほど保存が可能です。冷凍たらこを食べるときは、常温ではなく冷蔵庫で、ゆっくりと解凍しましょう。この記事で紹介した保存方法を参考に、ぜひたらこをおいしく活用してみてはいかがでしょうか。

プロフィール

監修者:安藤ゆりえ

監修者:安藤ゆりえ

管理栄養士。フリーランスとして食品会社のレシピ開発や栄養指導、健康栄養情報を発信するWEBライターとしても活動。
「食から健康を見直すならまずは毎日使う調味料から」をコンセプトに地元愛知県三河の八丁味噌や三河みりんなど伝統的な調味料の素晴らしさを伝える調味料講座も開催。
また、砂糖の代わりに本みりんを使ったみりんスイーツのレシピ考案や教室を開催するみりんスイーツ研究家としても活動中。